台湾大学 血液内科と感染症内科
初めまして。台湾大学にて実習中のぶっちーです。 実習開始からはや一か月が経過し、血液内科と感染症内科二つの科を回り終わったところです。 今回はこの二つの科での実習について少し説明したいと思います。 血液内科では基本的に患者さんへの処置を見学する機会が多かったです。 台湾では医学部は七年制で六年生までは日本と同様なのですが、七年生は研修医のような立ち位置であり、インターンと呼ばれています。そして、留学生は基本的にインターンの先生と一緒に動いてCVやルンバールなどの処置を見ていくことになります。 さらに、レジデントの先生が主な血液疾患の診かたを患者さんのデータを用いて解説してくださったり、検査室で末梢血塗沫標本について教えてもらったりなど様々な経験ができました。 感染症内科では回診がメインとなっていました。 こちらでは、グループに配属され回診とカンファレンスに参加していました。こちらでは患者さんとの会話はほとんど中国語になってしまい理解するのが難しいため、先生たちにポイントを教えてもらいながらでした。 また、こちらを回っていた際にICUなどの見学もさせていただきました。 ICUは内科ICU、循環器内科と心臓血管外科用のCCUや外科ICUなど細分化されており、非常に大規模な設備となっており、手術室は新病院だけでも27室あるとのことでした。 今回は真面目な話になってしまったので、次回は台湾での生活や日帰り旅行などについて話したいと思います。