UMCのICU実習 その2

Las VegasのUMCで実習をしていた岩崎です。
実習も昨日で終わり、今日は帰国日です。
先週は日本に帰りたい気持ちのピークが訪れていましたが今はちょっと名残惜しいです。

5月はICUで実習を行っていたのでどんな感じだったかお話しします。

1日のスケジュール
7:00 起床
7:40 病院に着いて、朝回診の発表の準備をする
8:30 朝回診スタート
11:30 回診終わり
昼食
午後は新患が来たら問診をし、処置の見学をします。
大体16時~16時半には申し送りがあってそれが終わったら帰宅します。

回診の時は大体前日にERから来た新患を1人プレゼンさせていただいていました。
実習中にプレゼンしたのは
・アルコール性肝炎からの肝性脳症からの敗血症性ショック
・アナフィラキシーショック疑い
・脳梗塞疑いでt-PA後
・間質性肺炎疑い
・直腸癌術後の敗血症性ショック
・低ナトリウム血症
・院内肺炎と肺気腫
などでした。

現病歴、24時間のイベント、現在の主訴、バイタル、検査結果、身体診察の結果、薬、アセスメントとプランを指導医の先生に発表します。
アセスメントとプランはレジデントの先生のカルテを参考にします。

午後は新患を見にERへ行って、問診や身体診察をしてまた指導医にプレゼンします。また、気管支鏡検査や緊急挿管、ルート挿入などを見学しました。

UMCのICUはとにかく回転が速く、日々新しい患者さんが入ってきます。様々な病態の方について学ぶことができました。




ネバダ大学のスキルスラボで気管支鏡シミュレータを経験させていただいたとき




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