Medical Oncologyってなんだ....?? -4月の実習科-

こんばんは!

オーストラリア国立大学キャンベラ病院実習中のYoshitoです。お肉とワインですくすく育っています。

今回は実習させていただいてるMedical Oncologyについて、ご紹介したいと思います。

Canberra Region Cancer Centre
(http://www.cbsfacades.com.au/regional-cancer-centre?lightbox=image_1dgp)

Cancer Centreの入り口

まず、Medical Oncologyってなんだ??
――日本でいうところの腫瘍内科という診療科です。
医科歯科に腫瘍内科なんて科はないぞ??
――悪性腫瘍に対し近年開発が進み生まれた数多くのがん治療薬を組み合わせる必要があり、かつて外科医が行っていた化学療法が、腫瘍内科という内科専門医に引き継がれたところから始まります。

そしてキャンベラ病院でのMedical Oncologyでは基本的に
①治療計画を患者と一緒に組み立てる外来
②がん治療中に起きた疾患に対して精査を行う病棟
に分かれます。

外来では、進行の程度、QOL、予後などを考慮したうえでそれぞれの患者にオーダーメードしていく、大変興味深い診療が見学できます。
病棟では、主訴に対し様々な鑑別が挙げて検査計画を立て行く、こちらも大変興味深いものです。

オーストラリアならではのとても貴重な臨床実習を行うことができ、大変充実しております!

先生方、現地の学生も優しくとても楽しいですよー

医科歯科に実習に来ていたANUの学生の誕生日パーティーもしました。


コメント

このブログの人気の投稿

オーストラリアで働きたいなああ ―オーストラリア医師の労働環境―

オーストラリア国立大学とキャンベラ病院 ー実習前夜ー

MGHの食堂