RheumatologyーANU実習紹介

こんにちは、オーストラリアのキャンベラ病院で実習中のTakunaです。
早いものでオーストラリアでの実習が始まり5週間が経ちました。
先週で1クール目のRheumatology科が終了したので、簡単に実習の紹介をしたいと思います。

Rheumatologyで診ているのは主に関節炎の患者さんです。
関節リウマチが半数以上を占めていますが、他にも強直性脊椎炎や乾癬性関節炎、反応性関節炎など、医科歯科の膠原病リウマチ内科では見られなかったような疾患も見ることが出来ています。
これらの関節炎は、遺伝的な要因により欧米系の人の方が日本人よりもはるかに罹患しやすいそうで、人種による差を感じられるのも興味深いです。

実習スケジュールですが大体以下のような感じです。

8:00~8:30 Handover
内科の先生方が集まり、ED(救急)の先生から当直帯に入院となった患者さんの申し送りを受けます。

8:30~11:00頃 Ward Round(病棟回診)

13:00~16:30頃 Clinic(外来見学)※月水木のみ

火曜と金曜の午後は基本的にフリーとなっているので、先生について他科からのコンサルの患者さんを見に行ったり、ANUの学生のLong Case(後で説明します)を見学したり、実際に自分でLong Caseを行って先生に発表したりと、その時の気分によって色々とさせてもらえます。

ちなみに上で出てきたLong CaseはANUの学生の必須課題で、病棟に入院している患者さんに対して病歴聴取・身体診察を1時間近くかけて丁寧に行い、鑑別疾患・検査計画までを考えて、後日先生にプレゼンするというものです。
医科歯科の臨床実習にもMini-CEXという似たような課題がありますが、それのより本格版といった感じでしょうか。
僕も実際に3回ほどLong Caseを行う機会を与えて頂きましたが、発表後の先生からのフィードバックが、プレゼンの構成・所見の取り方・鑑別の挙げ方など多岐にわたり、とても丁寧だったことが印象的でした。

総じて自由度が高く、先生方も質問すれば何でも丁寧に教えてくださるのでとても良い1か月間を過ごせたと思います。

今週からは後半のクールのImmunology科で実習をしています(Rheumatologyとの違いが分かりにくいですよね笑)。こちらもなかなかに面白い科なので、また今度紹介したいと思います!

最後に少し写真を載せておきます~
Rheumatologyの病棟のある建物です。
後光が差してかっこいいですね。
毎週水曜の昼には病院の講堂で様々なトピックに関する講演があります。
ピザやミートパイなど食事も出るのですが、開始15分前に着くともう食事は残っていません。
食事だけ食べてそのまま講演を聞かずに帰っていく強者もいるとか…
Rheumatologyの先生方と。

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